第7回日露学長会議の枠内で、第1回日露大学協会総会が開催され、日露の学長40名以上が参加しました。
2014年に日本の大学生100名がモスクワ国立大学を訪問して始まった伝統的な学生交流を発展させるにあたり、サドーヴニチィ学長は、国際若手研究者連盟の取り組みの一環として行われる共同学術プロジェクトに関する協議に日本人学生を招待しました。なお、この国際若手研究者連盟は、2017年10月にソチで開催された青年・学生フェスティバルにおいて創設が提案され、2018年4月26日の第11回ロシア学長連盟大会ではプーチン大統領も参加してその創設について議論されました。
サドーヴニチィ学長は、日露大学協会の下に日露学生連盟を設立するという山田清志東海大学学長の提案を支持しました。そして、ロシア側においては、ロシア学長連盟が学生連盟の活動をコーディネートするとされました。
また、サドーヴニチィ学長は日本の大学に対して、国際数学オリンピックの共同主催者としての参加を打診しました。
大学協会総会の枠内で「日露文化対話」が行われ、モスクワ国立大学および日本の諸大学に所属する哲学や芸術の専門家が参加しました。その結果として、分野横断的な共同学術プロジェクトが立ち上げられました。